稲刈りが始まりましたね。

稲刈りが始まりましたね。

2021年9月16日

こんにちは。
アスハ・クル株式会社、ブログ担当トモコです。

皆さんがお住まいの地域でも、そろそろ田んぼでは稲刈りが始まったのではないでしょうか?

私が今、住んでいる地域は米作りが盛んな地域で稲刈り真っ最中です。
気分転換に時々ウォーキングをしていますが今までは稲の成長を見ながら楽しんでいましたが稲刈りが終わってしまうと田んぼはガランとしてしまい、かなり寂しい感じがします。

少し前のブログで私が以前、勤めていた職場、農協の話をしましたが(この時のブログ『富山県の梨の産地では』)、この時期お米の産地を抱えている農協さんは、大忙しの時期です。

稲刈りが終わった農家さん(正式名称は「生産者さん」といいます)は農協にお米を買い取ってもらいます。
この買い取りは全ての農家さんが対象ではありません。農家さんが自己申告をします。

そしてお米を農協に買い取ってもらうことを「供出」(きょうしゅつ)といい、生産者さんが農協にお米を持ってきます。

お米は、お天気にも左右されますが、土地の肥沃度、雑草除去、稲刈りのタイミングなどなど各田んぼ、生産者さんによってお米の実りが変わってきます。
良いお米もあれば悪いお米もあるワケです。

そのお米の検査をして、お米のランクが付けられ、初めてお米の値段が付けられます。

話は変わりますが、私の母の実家は代々兼業農家をしていました。
私が小さい頃は家族皆で稲刈りのお手伝いをしに行ったものでした。

私の記憶に残っている稲刈りは、全然お手伝いなんてしていません(笑)
当時、小さかった私は従妹や兄と田んぼをワラだらけになりがら駆け回った記憶があり、大人たちは大迷惑だったと思います(笑)

お米は、稲刈りをしたらすぐに食べられる訳ではなく、稲穂を乾燥させて初めて食べられるお米になります。
大きな農家さんは稲刈り後に機械で籾だけ取り出し、すぐに乾燥機にかけて集荷準備をしますが、家族・親戚が食べるだけのお米なので田んぼの広さも決して大きくない祖母の田んぼでは、自然の太陽の力で自然乾燥させます。

乾燥も自然任せなので、お天気が悪いと稲刈りをしたお米から芽が出てきてしまうこともあり、また台風でも来ようものなら。。。なのです。

でも、そうやって作ったお米は本当に美味しいのです!
田んぼに引いている水も綺麗なので、美味しさが倍増します!

今年は、お天気が不順でしたが今のところ順調だと聞いています。
美味しい新米をいただるのが今からとっても楽しみです♪